キングダム12巻のあらすじと感想です。
あらすじ
戦が始まるやいなや趙軍は重装騎兵隊を副将・蒙武にぶつける。
それを蒙武は一蹴する。
これで一気に戦の流れをつかんだと思いきや、趙将・渉孟(しょうもう)の攻撃力も凄まじく、
秦左軍の第4軍に所属する壁は、
そこに王騎が現れ、戦で大事なことは駒を減らすことだと言う。
第4軍軍長・干央(かんおう)はお任せあれと趙右軍へと突撃をかける。
王騎は今度は中央軍後方に布陣する信の元へ現れる。
趙右軍を率いる将軍・馮忌(ふうき)は軍師並みの戦術眼を持ち、
その馮忌の首をどさくさに紛れてとってこいと言う。
さらに、王騎は信の百人隊に『飛信隊(ひしんたい)』の名を授けて本陣へと戻る。
突撃した秦左軍は勢いそのままに敵陣深くへと進撃していた。
壁は活路は前だと前進する。
飛信隊は茂みの陰に隠れながら馮忌本陣の真横まで進軍していた。
力自慢の伍長4人を先頭に突撃、趙右軍横っ腹への突入に成功する。
信と羌瘣を中心に前進を続けるが、
そこで副将・渕(えん)は策を講じる。
隊を2つに分け、半分が足止めする間に、本隊が馮忌を討つと。
信の元伍長・沢(たく)にも諭され、まだ戦える伍を集めて馮忌の元へと攻め上がる。
しかし、馮忌まであと一歩のところまで進んだ飛信隊に思いもよらぬ光景が
わずか30人程の小隊である自分達に対して、後退して再び距離をとったのである。
これにより絶体絶命の死地に落とされた飛信隊。
だがその時、干央の騎馬隊が援軍として現れる。
戦場は敵味方入り乱れる乱戦と化す。
これこそが王騎の言った「どさくさ」
馮忌は体勢を立て直そうと後方の茂みへと後退しようしたが、
これに馮忌は足が止まる。
そして動揺する馮忌に、遂に信の渾身の一撃が届く。
感想
蒙武の攻撃力
王騎将軍にかなりコケにされてきた蒙武が遂に腕前披露しました。
蒙武コールが起こり、化物と言われる程の実力がありました。口だけ野郎だったらどうしようと思っていたので安心しました。
総大将・王騎
久々の戦でテンション上がっているんでしょうね。あっち行ったりこっち行ったりとても楽しそうです。
頭脳の馮忌と言われる将に完全に読み勝ちました。さすがですね。
飛信隊ってかっこいいです。ナイスネーミング。
千人将・壁
今回も傷だらけになりながらもいい働きをします。
馮忌にはめられて矢の雨の中で、罠のカラクリに気付きました。
壁も確実に強くなっていますね。
第4軍軍長・干央
死闘が得意技ってやばいやつです。
血だらけで馬にも剣とか刺さってるのに、邪魔にもならぬわァと突撃する様は狂気です。
味方でよかった。。。
崇原と長髪の男
飛信隊の隊員は少しずつ個性がでてきましたね。
みんなキャラがあって好きです。
なかでも私の推しは崇原(と長髪の男)です。剣使いでかっこいいですよね。
部下の長髪の男はこの先も崇原の後ろにいたり地味に登場してくるんです。崇原が登場する時にはいつも彼を探してしまいます。

