キングダム2巻のあらすじと感想です。
あらすじ
目的地に到着した信、政、河了貂の3人だが、そこには支援者である昌文君の姿はなかった。
昌文君の到着までのひと時の休息をとっているところを刺客に襲撃
一瞬の隙をつかれ政が狙われ、
合流した一行は状況の整理と今後の展開を確認する。
政の庇護者である呂氏を頼るのが筋だが、
呂氏と竭氏の動静を見守り、タイミングを待つという選択。
中に味方がいないなら外に味方になる者を見つければいい。秦の西に広がる山の世界には平地の世界とは交わることのない山の
一行は『山の王』に会うため山を登る。
山登りは城を脱出してから充分な休息がとれていない昌文君らには険
疲れが溜まり周囲への警戒を怠っていたこともあり、
衝突を避ける為、政は1人で行くことを決める。
信は政を追って潜入を試みるもあっけなく捕まり、
感想
世間知らずでもかっこいい信
信は政の手助けをすれば将軍になれると思っていました。
まずは家と財をもらい、
王を助ける割には褒美が小さい気もするけど、
山の民に囲まれたシーンでは喧嘩上等な信はかっこいいですね。
てか、「抜刀!!」て何でお前が号令出してるのさ。
王様の政
政は相変わらずクールですね。
今回もかわいい河了貂
ムタのおっさんから吹き矢をもらい戦闘力の上昇を図ります。少しでも力になりたいという思いなのでしょうね。健気です。
いぶし銀なり昌文君
昌文君の登場シーンはかっこいいですね。
「我が王に何の真似だ 貴様」
ザン
ひざまづきからの
「よくぞご無事で」
昌文君の忠誠心いいですね。
漂のことは本当に万が一の保険であり、
昌文君の副官・壁
漂の話をする時、信を近くに呼んでやる心遣いができる男。名家出身なのに下僕である漂や信と対等に接しています。
王騎軍と昌文君がある程度戦えたワケ
王騎将軍は引退して何年も経つといわれています。それに対して、昌文君は武官を退いてはいますがこの日の為に訓練をしてきたのだと思います。
だからあの王騎軍にそこそこ戦えたのでしょう。
王騎将軍は戦を離れた期間が長すぎたのかオカマ属性を獲得しています。
いつでも鎧装備で臨戦態勢の王騎将軍ですが、早朝に召喚するとすっぴん王騎を拝むことができます。
四角いオッサン
ムタの出身は南越(今の中国の南部からベトナムの北部)です。蛮族とバカにされがちなのを気にして得意の吹き矢を封印します。結果、信のレベルアップのための踏み台にされてしまいました。プライドを守る為に最後まで信には吹き矢を使いませんでした。立派だぞオッサン。
山の民にもモラル有り
うわさ通りの野蛮で異形な姿をしている山の民。言葉も違います。
信らのキャンプを襲った時、信と壁はぼこぼこになっているけど、河了貂は無傷なんですよね。子供は襲わないというモラルはあるようです。

